障がいのある方の「働きたい!」を応援します!

障がいビズは、「少し工夫することで、障害のある方々の希望や適性や能力に合わせた仕事を作り出せるのでは」という思いで立ち上げたサイトです。

例えば、現在進めているのは、遺品整理などで買取をしてもらえないために処分するしかない不用品を無料で引き取って、就労継続支援B型事業所でネットやフリーマーケットなどで販売する仕組みを作っています。(障害者福祉施設様でのガレージセールの様子

遺品の場合、故人が趣味で大事にされていたコケシのような収集品を「廃棄したくない」という方がたくさんいらっしゃいます。

コケシのような郷土玩具は、戦前に制作されたような一部の例外を除いては、高額で取引されることは滅多にありませんが、その「物」が好きで大事にしてくれる人に買ってもらえます。

故人が大事にされていた「物」を大事にしてくれる方の手に渡って、しかも障害福祉施設への貢献にもなって良かった、と喜んでいただいた方もたくさんいらっしゃいます。

コケシなど以外にも、古本、古着、レコードなど遺品整理で買取の値段がつかずに無料引取りをさせていただいたものは、いつまでに売り切るという納期は設定せずに、事業所で働く方々のペースで出品していただいます。

このお仕事は現在、神奈川県の就労継続支援B型事業所で開始して、埼玉県の就労継続支援B型事業所でも始めるための準備を進めています。

コケシの出品作業
フリーマーケットでのコケシの販売風景
コケシの搬入風景

ポスティングのお仕事も就労継続支援B型事業所にお願いしています。

広範囲のポスティングは難しいけれど事業所の近辺へのポスティングであれば出来る、という障害者福祉事業所はたくさんあります。

また、夏場や冬場のように暑さや寒さが厳しい時期には、短納期のポスティングは難しいという事業所もあります。

そのため、納期は設定せずに、配布できる地域に配布した分の作業代をお支払いするかたちでのポスティングの依頼も始めています。

このポスティングは、現時点では、東京、埼玉、神奈川の就労継続支援B型事業所で実施していただいております。

当サイトの目的

横関雅彦

障がいビズを運営しております行政書士の横関と申します。

私は仕事をしていく中で、偶然が重なって、障がいに関わるお仕事をされている方と知り合う機会がたくさんありました。

間接的に障がいに関するお仕事の一部をお手伝いさせていただくことになり、障害者支援施設の方々からお仕事をする上でご苦労されているお話などを聞く機会が増えてきました。

私自身、会社を経営していることもあり、「納期」や「作業内容」を少し工夫すれば、障害者支援施設にお願いできる仕事はたくさんあるのではと思うようになりました。

それから、経営者の仲間にも相談しながら、「障がいのある方にお願いする仕事」をいろいろ考えました。

そのアイデアを障害者支援施設の経営者や担当者の方と相談しながら、実際に作業できるように少しずつ形にしています。

当サイトは、そういったお仕事のアイデアをできる限り沢山の方々と共有して、このサイトを見られた経営者の方や企業の担当者の方が地元の障害者支援施設にお仕事を依頼するきっかけを作ることが出来ればという趣旨で運営しております。

「就労継続支援B型って、何?」「就労継続支援A型とB型って何か違うの?」「障害者福祉施設に仕事を依頼するのって、どうやればいいの?」などなど、お仕事を依頼してみたくても、何をどうすれば良いのかが分からないという経営者の方も多いと思います。

障害者支援施設はどのようなものなのか、障害者福祉にはどういった法令やサービスがあるのかなども、サイトの中でわかりやすくご説明できればと思っていますので、障害者福祉施設や障害福祉サービスに対するご理解を深めて頂く一助になれば幸いです。

いろいろな面から、障がいのある方の「働きたい!」を応援できればと思います。

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