当事務所では、こちらの事務所ホームページと別に「起業サポート専門」のホームページも運営しています。
私は前職がメーカーのサラリーマンで、起業して株式会社を作ったということもあり、当時の知り合いの方から起業に関して相談をいただくことがあります。
サラリーマンにとって、起業するって本当に勇気がいると思います。私もそうでした。毎月決まった日に振り込まれる数十万というお金と年に2回振り込まれる数十万から百万のお金が振り込まれなくなるのですから、収入面では一番不安があるのは当然だと思います。
そういった起業に対する不安や疑問でよく頂くご質問を『起業相談で受けることが多い5つの質問』のページにまとめてみましたので、もしご興味のある方はご参照下さい。
私は最初の会社を立ち上げてから6年半、その後もう一つの株式会社と行政書士事務所を立ち上げて、現在2つの会社と1つの個人事務所を経営していますが、正直言って、失敗の連続で、とても成功者とは言えない経営者です。
が、そういった失敗を経験しているからこそ出来るアドバイスもあるのではないかと思います。
失敗談ばかりでお恥ずかしいのですが、『スモールビジネスを「事業の柱」にできないかを考えてみる』というページでも、私の失敗経験から得た教訓を少し書かせて頂いてます。
エジソンの名言で「わたしは、今までに、一度も失敗をしたことがない。電球が光らないという発見を、今まで二万回したのだ。」という、非常に有名なものがありますが、まさに起業はこうゆうことだと思うのです。「失敗をしたことがない」と言いきるポジティブさは、さすが世界のエジソンと感服致しますが、私は成功も、失敗もある上で、エジソンのように生きる事が起業なのだと思います。
失敗も成功も1回づつではありません。成功してもその後失敗することもありますし、また成功することもあります。野球で言えば、三振は失敗、ヒットは成功、ホームランは大成功といった感じでしょうか。1試合で何回も打順がまわって来るので、1回三振したら自分の野球人生は失敗だったとか、ホームランを1回打ったから野球人生は成功で終わったということはないですよね。
4打数2安打の日もあるでしょうし、4打数4三振もあるでしょうし、全部ヒットを打つ日もあると思います。そんな1打席1打席の積み重ねで、1試合1試合積み上げて結果を出していくのが野球人生だとすると、起業もそんな感じなのではないかと思います。成功も失敗もありますし、成功しても失敗しても次の成功を目指して頑張ります。
ですから、自分が成功するか失敗するかは心配しても意味が無いと思います。
もっと言えば、「成功」というのは個人個人の主観の問題なので、私は自分が納得いくようなやり方で、自分が考えた事業にチャレンジすれば良い結果が出るのではないかと思っています。

行政書士 横関雅彦

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